「6・4北海道共同行動」に約1,000名参加し、盛況
掲載日:2006.06.04
6月4日、13時から札幌大通公園4丁目で、JR採用差別事件の早期解決をめざす集会が開催されました。
1987年の国鉄の「分割・民営化」により、所属組合を理由とした、「国家的不当労働行為」で1,047名の労働者が職場を奪われました。
この集会は当事者である国労闘争団、全動労争議団を軸に、国労・建交労・国鉄共闘・北海道平和運動フォーラムの6団体が実行委員会を結成し実施したもの。
実行委員会を代表し、道平和運動フォーラム小林代表からは、「20年に及ぶ苦闘を何としても勝利解決させること。大衆闘争、裁判闘争、そして政治闘争の3つを一体的に取りくみ、年内決着に向けて総団結しよう」との力強い呼びかけがありました。次に支援団体を代表して北教組中山委員長の挨拶、国労本部、建交労本部の両委員長からも当該組合としての決意が示されました。続いて当事者を代表して、道国労闘争団、道全動労争議団からの訴えを受け、最後に闘争団・争議団家族会による共同アピールを採択しました。
この後、約1,000名の参加者は大通西4丁目から札幌駅前通り、道庁北門までのコースをデモ行進で締めくくりました。