「教育基本法『改正』問題を考える市民の集い」に150名参加
掲載日:2006.05.26
5月26日に札幌市内のかでる2・7において、150名の参加のもと「教育基本法『改正』問題を考える市民の集い」を開催しました。これは、北海道平和運動フォーラムも事務局団体になっている「教育基本法『改正』問題を考える市民の会」が主催。
講演前にいなむら一志&大さんによるミニコンサートがあり、「イマジン」を通して平和の思いを共有し、会場内は熱気に包まれました。
その後、山口二郎さんによる講演が行われました。講演の中で山口さんは、「権利」を表す英語は2種類あり、1つは「ライト」。これは「人間が生まれながらに持っている多数決でも奪うことのできない権利」もう1つは「プリビリッヂ」。これは「いわゆる特権」である。自分勝手に権利ばかりを主張するのは後者であり、その「特権」を認めてきたのは自民党である。また「『愛国心』とは自分はこの国の主人公、この国を動かすのは自分たちであるという意識を持ってはじめて持てる感情である。」などと話し、最後に「世論は決して無力ではない。平和と平等の2つの理念に向かっていろんな行き掛かりを捨てて協力し合っていくことが重要である。」と講演を締めくくりました。
会場からもあったように、私たちはあきらめずに教育基本法とは何か、この改悪で政府が意図するものは何かを考え、自分たちのできることから行っていくことが大切だと思います。
◆お知らせ◆
教育基本法「改正」を考える街頭宣伝活動
教育基本法 変える?変えない?市民投票
と き 2006年6月4日(日)13:30~14:30
ところ 大通公園2・3丁目(2丁目側の歩道)
その他 路上ライブやリレートークもあります!!