7.19「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動を実施しました
掲載日:2017.07.19
戦争をさせない北海道委員会は、7月19日18時から札幌市大通公園西4丁目広場にて「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動を実施し450人が参加しました。
主催者を代表し、北海道平和運動フォーラムの長田秀樹代表は、「8月10日から陸自と米海兵隊による日米共同訓練が千歳・恵庭の北海道大演習場、矢臼別・上富良野演習場で広域的にオスプレイを運用し実施するという予定が発表されている。2013年にオスプレイ24機が、沖縄・普天間基地に配備される際に、日米安全保障協議委員会、いわゆる2+2で沖縄の負担軽減を口実にオスプレイの訓練について日本本土を含め沖縄県外でも訓練を増加させると合意し、更に昨年9月1日の日米合同委員会で沖縄県外での訓練を日米共同で実施するということを受けての北海道での訓練のようだが、欠陥機のオスプレイを北海道のみならず、日本全国に飛ばす訳にはいかない。直ちに沖縄から配備撤回し、訓練中止を求めるとともに、北海道での日米共同訓練が強行されるならば、抗議行動、集会等を展開する計画を立てている。また世論調査では11日施行した共謀罪について、67%の人が良くないと。81%が十分な説明がなされていないと言っている。安倍内閣の支持率も続落している。安倍首相が目指す2020年、憲法改正には54%過半数以上の人が反対を表明している。戦争をさせない北海道委員会は、引き続き、沖縄と連帯して辺野古には新基地を作らせない。戦争法・共謀罪の廃止。オスプレイの訓練中止。9条をはじめとする憲法改悪は許さない運動を展開していく」と述べた。
続いて、黒澤幸一・北海道憲法共同センター共同代表は、「秘密保護法や共謀罪、戦争法といったこれらは、戦争へ向かう三点セット。これは、私たちの反対の声を上げさせない様にしていることは明らか。安倍首相は国民にそれを押し付けてきている。しかし、この三点セットを廃止できるのは私たちの声でしかない。一番怖いのは、国民が声を上げるのを止めてしまうこと」と力説した。