報告 「3.20さっぽろピースウォーク」


掲載日:2011.03.23

イラク開戦から8年目となる3月20日、札幌大通西4丁目で「3・20さっぽろピースウォーク」を開催しました。

挨拶する道平和フォーラム箱山代表 ピースウォークに先立って各団体から挨拶を受けました。

北海道平和運動フォーラムの箱山代表は、今回の東日本大震災で被害をうけられた方々へのお見舞いとお悔やみを述べ「地震や津波は天災だが、福島原発事故は人災以外のなにものでもない。私たちは以前から原発の危険性を訴え、国の原子力政策の転換を強く求めてきた。それに対し国は、原発は絶対に安心だと言ってきた。泊原発のプルサーマル計画の即時撤回を求める」と述べました。また、民主化を要求する民衆が、独裁者から虐殺されているという理由でリビアに欧米諸国が軍事介入する事態になったことにもふれ、「イラク戦争で全く同じことが言われたが、背後に豊かな石油資源の争奪があったことは周知の事実」とはなし、イラク戦争と今回のリビアの軍事介入はあまりにも構図が似ているとして「泥沼の戦争につながる軍事介入に断固反対する」と訴えました。

その後、参加者は反戦だけでなく、地震・津波にかかわる被災者へのお見舞いや被災地復興、原子力推進政策の転換などを訴えながら札幌市内をピースウォークしました。
北海道平和運動フォーラム、ほっかいどうピースネット、有事法制反対道民会議の3団体の主催で約200名が参加。