報告 「9.11イラクとフクシマ・泊をつなぐ集会」 


掲載日:2011.09.13

「9.11」同時多発テロから10年、「3.11」福島原発事故から半年が経過した9月11日、北海道平和運動フォーラムとほっかいどうピースネット、安保破棄北海道実行委員会の主催で「9.11イラクとフクシマ・泊をつなぐ集会」を札幌市クリスチャンセンターで開催しました。約200名が参加。

集会では、北海道平和運動フォーラムの山田剛代表が主催者挨拶をし、日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)事務局長の佐藤真紀さんが講演しました。
佐藤さんは「ブッシュ大統領は、『9.11』を契機にイラク戦争を開始したが、大量破壊兵器は存在せず、結果としてイラクでは、多くの市民が犠牲となり、劣化ウラン弾による内部被曝で子どもたちに白血病やガン等が多く発症している。また、フクシマの事故も子どもたちが犠牲になっている」とはなしました。
最後に、「イラクのことを考え、フクシマのこと、泊のことを考え、子どもたちの未来を考えて一緒に動きだそう」とのアピールを参加全員で確認しました。

集会後は、市内を約300名でピースウォークを行い、「世界中の侵略を止め、原発のない地球を実現しよう」と訴えました。