米駆逐艦の小樽入港に、抗議の朝集会


掲載日:2016.02.05

米軍第7艦隊所属のミサイル駆逐艦「ベンフォールド」が、2月5日(金)の午前9時に小樽港へ強行入港した。勝納埠頭では風雪の激しい中「ミサイル駆逐艦ベンフォールド小樽港入港抗議朝集会」が開催され、地元の連合後志・小樽フォーラムなどから100人が参加した。

主催者を代表して、連合北海道小樽地区連合会の磯野康昭会長が「小樽港の軍事的利用は断じて認めてはいけない」と挨拶しました。

連帯挨拶に立った北海道第4区総支部長の本田平直・元衆議院議員は、「安倍政権は、日本が戦争の出来る国とする流れを加速させている。決して日本を戦争をする国にしてはならない」と述べました。  続いて挨拶に立った小樽市の中村誠吾市議会議員は、「毎年軍艦が小樽に来るのは、平時から、米軍を市民の目に触れさせて、慣れさせようというのが目的。また、『いつでも俺たち米軍は、日本の港に来ることができるんだ』と、主張するため。今後も入港には、断固反対していく」と訴えました。

9時過ぎに「ベンフォールド」が入港する中、「小樽港から出ていけ!」「小樽港を軍港化するな!」などとシュプレヒコールをあげ入港強行に対し強く抗議しました。

あいさつする磯野会長。写真右端中央は、入港するベンフォールド

あいさつする磯野会長。写真右端中央は、入港するベンフォールド