ミサイル駆逐艦の小樽港入港に抗議
掲載日:2016.02.03
連合北海道と北海道平和運動フォーラムは、2月3日小樽駅前にて、ミサイル駆逐艦「ベンフォールド」小樽港入港抗議集会を開催しました。 主催者を代表して、連合北海道小樽地区連合会の磯野康昭会長が「小樽港の軍事的利用を常態化させるものであり、断じて認めることはできない。小樽港が、平和な港として発展することを小樽市民は願っている。反対の声を出し続けることが、私たちの責務だ」と挨拶しました。
続いて、連合北海道の皆川洋仁道民運動局長が「連合北海道が、この取り組みを始めたのは、1995年にインディペンデンス号が、親善目的と称して小樽港に寄港した時からだ。これは米空母による日本の民間港への初の寄港となったが、その時も大反対の取り組みをしてきた。これからも、いかなる理由であろうと、入港について、断固反対していく」と訴えた。
また、北海道平和運動フォーラムの長田秀樹事務局長が「入港について、直前に日程変更する等、米軍は、やりたい放題だ。核兵器搭載の有無というのがあるが、アメリカによる核の持ち込みの可能性について日本政府は『事前協議がないのだから、核もないはず』としていたが、2009年に民主党政権下で調査し、その結果、日本の政府高官が核の持ち込みについて密約があったと結論付け、核を持ち込んでいないと言うのは嘘だったとバレている。米軍の関係では、沖縄の辺野古にも様々な問題が起こっている。オール沖縄の声に呼応し、全ての人達とともに基地反対運動も続けていかねばならない。米軍艦の入港反対をはじめ、戦争法の廃止に向けても、頑張っていくので引き続きのご支援をお願いする」と訴えました。
最後に、集会決議を提案・採択し、本集会を終えた。
なお、北海道平和運動フォーラムは、1月7日、北海道に対して小樽港へ入港許可しないよう、北海道危機対策課へ申し入れを行っているとともに、1月13日には小樽市に対しても、申し入れを行っています。