「プルサーマル計画に関する有識者検討会議」による中間報告に対する声明
掲載日:2008.10.02
道は、本日、開催された道議会に「泊発電所3号機のウラン・プルトニウム混合酸化物燃料の使用計画(プルサーマル計画)に係る安全性の検討状況について(中間報告)」を報告しました。
本中間報告は、「検討会議」としての具体的な検討や調査を何ら行うことなく、単に北電による安全対策の説明を丸呑みに、20項目におよぶ北電の対策を妥当とし、わずか4項目を検討課題とするものであり、「検討会議」の責務を放棄したもので断じて容認できるものではありません。
これに対して「脱原発・クリーンエネルギー」市民の会は、「検討会議」が機能しておらずアリバイ的なものになっていること、道が必要性や経済性を求める道民の声を切り捨てている不当性などを訴えるとともに、道に対して道民の生命・財産と生活環境を守る立場から、国策に依拠せず独自の判断を求める声明を発表しました。
なお、道は明日よりホームページなどで中間報告を公表する予定です。