被災68周年3.1ビキニデー全国集会のお知らせ
掲載日:2022.02.15
1954年3月1日、アメリカがビキニ環礁で水爆実験を行ってから68年が経過しようとしています。
この実験によって、約160km離れたところにいた静岡県焼津のマグロ漁船・第五福竜丸をはじめ、多くの漁船に大量の放射能を含んだサンゴ礁の細かいチリ=「死の灰」が降りかかりました。その後、乗組員の方々は放射線障害にかかり、厳しい生活を余儀なくされ、亡くなられていきました。
この事件をきっかけに核兵器の恐ろしさが国民全体に広く知られ、原水爆禁止運動の機運が高まりました。原水爆禁止の署名運動は原水爆禁止世界大会の開催へとつながり、翌年には第一回原水爆禁止世界大会が広島市で開かれるなど、日本の原水禁運動の出発点となっています。
今年の「3.1ビキニデー集会」はオンラインで開催されます。ぜひご視聴ください。
■日時/2022年3月1日(火)18:00~20:00
■内容
①主催者あいさつ
②地元・原水禁静岡あいさつ
③講演Ⅰ「核兵器廃絶にむけて日本は何をすべきか」
講師:中村桂子さん(長崎大学核兵器廃絶研究センター)
④講演Ⅱ「日本が取るべきエネルギー政策について」
講師:松久保肇さん(原子力資料情報室)
⑤地元・原水禁静岡からの報告
⑥集会アピール