報告 被爆63周年原水爆禁止世界大会


掲載日:2008.08.11


今年も8月4日から6日まで被爆63周年原水爆禁止世界大会広島大会が開催されました。北海道からは112名が参加。
4日は猛暑の中、平和資料館前からグリーンアリーナまでの約1キロを全国から集まった仲間とともに、平和行進を行いました。
その後、原水禁・連合・核禁会議三団体共同開催の「核兵器廃絶2008平和ヒロシマ大会」(開会総会)が約6,500名の参加で開催されました。

主催者を代表して連合の高木剛会長の挨拶、来賓として広島県副知事、秋葉忠利広島市長、ITUC(国際労働組合総連合)キャンペーン局で平和・軍縮担当のクリスティン・ブロムさんが挨拶を行いました。続いて被爆者からの訴え、平和ナガサキ代表団ピース・メッセージ、平和アピールを採択し、「原爆を許すまじ」を合唱。向井高志原水禁副議長の「63年前の被爆者の無念を受けとめ、核兵器廃絶、被爆者援護の取り組みをいっそう強めよう」との挨拶で閉会しました。

5日は各々が8つの分科会、1つの特別分科会、5つのひろば、フィールドワーク、3団体による平和シンポジウム等に参加、子供たちは、慰霊祭、フィールドワーク、ダイイン、また午後からの「メッセージfromヒロシマ2008」に参加し、踊りや平和のモニュメントの作成、平和のメッセージを核保有国の代表宛にメールで送信しました。

「子ども慰霊祭」では十勝から参加の板倉和貴くんが、「メッセージfromヒロシマ2008」では大麻から参加の諏訪部剛史くんがそれぞれ元気にアピールを行ってくれました。

また、夕方には分科会等の都合上全員上全員の参加ではありませんが、北海道団独自行動として、原爆死没者慰霊碑への献花を行いました。

6日は平和祈念式典に参加、その後、まとめ集会に参加し広島大会の日程は終了しました。まとめ集会には全国から900名が参加。

8月7日からは被爆63周年原水爆禁止世界大会長崎大会が開催されました。北海道からは24名が参加しています。