報告 「教育関連三法案」に反対する全道総決起集会


掲載日:2007.05.22


5月22日午後6時から札幌市内北海道教育会館において、北海道平和運動フォーラム、民主教育をすすめる道民連合、北海道私立学校教職員組合協議会、札幌市高等学校教職員組合、北海道教職員組合の主催で「教育関連三法案」に反対する全道総決起集会を開催しました。約200名が参加。

集会では北海道平和運動フォーラム江本秀春代表の主催者挨拶。次に、東京大学大学院勝野正章准教授が「いま、求められる学校と教職員への信頼-教育関連三法案を批判する」と題して講演。
その中で「教育基本法の改悪によって、教師、学校の役割が180度転換された。また、子どもや保護者に向き合う教師から行政機関の末端としての教師へ魂が変えられていくのが教育関連三法案の基本的な方向性である。具体的な教育実践と人間的な関係、交流を通じて信頼関係を獲得して欲しい」と話しました。
最後に「教育関連三法案」の成立を許さず、廃案に向け連携を一層強化するとのアピールを採択し終了しました。