報告 シンポジウム「住基ネットから自治の現状を考える」


掲載日:2006.07.01


シンポジウム「住基ネットから自治の現状を考える」が7月1日、札幌市内自治労会館で開催されました。基調講演した東京都国立市の上原公子市長は2002年に12月26日から住基ネットを切断した経緯を個人情報漏洩の危険、情報漏洩のリスクを補って余りあるメリットがない、等と説明。

「IT社会の向うに何が見えるのか。便利・簡単で私たちは人の顔を失っていきていけるのだろうか。フェイス・トゥ・フェイスで向き合って行う仕事が自治体にはある。」と述べました。
この後、北海道大学大学院法学研究科教授の棟居快行さん、住基ネット差止訴訟全国弁護団事務局長の渡辺千古さん、札幌市議会議員の三宅由美さん、国立市長の上原公子さんでパネルディスカッションが行われました。