基地のない平和な沖縄を求め「5・15沖縄平和行進」及び「普天間基地包囲行動」開催


掲載日:2005.05.18


沖縄が日本に復帰した5月15日を中心に実施される「5・15沖縄平和行進」と、昨年に引き続き行進最終日に行われた「普天間基地包囲行動」に北海道団総勢65名で参加して来ました。
今年は復帰33年、28回目の平和行進です。行進は3日間、3コースに分かれて行なわれますが、北海道団は行進初日を独自行動とし沖縄戦の激戦地であった南部を中心に、旧海軍司令部壕やひめゆりの塔、平和祈念資料館等の戦跡を視察。そこで60年前の沖縄戦の凄まじさを目の当たりにしてきました。

2日目からは沖縄本島の面積の19%を占める米軍基地の数々を横目に見ながら歩く西コースをあいにく雨の降る中を行進。2日目は読谷村から北谷町まで、3日目は北谷町から宜野湾市までを行進。行進中には基地返還、県内移設反対、憲法改悪反対などを訴えました。そして3日目の午後には24,000人の参加による「人間の鎖」で基地の周囲11.5kmを包囲する「普天間基地包囲行動」を成功させ、米軍の再編に合わせて危険な基地を撤去するようアピールしました。
その後行われた「普天間基地撤去、県内移設に反対する県民大会」(7,500人参加)では、普天間基地の即時閉鎖・撤去、辺野古への移設を断念し他基地との統合・移設計画も撤回などを要求する大会決議を採択し、3日間の行動を終了しました。