東京電力・柏崎刈羽原発の「設置許可取り消し」を求める署名にご協力ください!
掲載日:2021.05.11
柏崎刈羽原発では、昨年3月以降、テロなどを防ぐ侵入検知設備が15カ所で故障し、代替措置も不十分だったことが、今年2月の原子力規制委員会の検査で発覚しました。規制委員会は極めて深刻な問題として、4段階ある安全上の重要度のうち、最も重い評価を下し、4月14日には同原発での核燃料の移動を禁じる事実上の運転禁止命令を出しました。さらに、同僚や父親のIDカードを使った中央制御室や防護区域ゲート前への不正入室も発覚しています。
こうした東京電力の核物質防護や安全に関する認識の欠如は、東京電力そのものに原発を動かす資格と能力がないことを明確に示しています。福島原発事故を起こした当事者の東京電力がその反省もないまま、安全に対する決定的認識不足は、第2・第3のフクシマを招くことにもつながります。
そうした中、新潟の市民団体「再稼働させない柏崎刈羽の会」が中心になり、「東京電力に原発を動かす資格はない!」として、「東京電力・柏崎刈羽原発の設置許可取り消しを求める署名」を展開することになりました。
署名にご協力ください!