9月12日に「第20回憲法問題連続講座」を開催します。
掲載日:2019.08.09
【第20回憲法問題連続講座】
日時 2019年9月12日(木)18:30~20:00
会場 北海道自治労会館 5F「大ホール」(札幌市北区北6条西7丁目)
主催 北海道平和運動フォーラム、戦争をさせない北海道委員会
入場 無料 ※事前申込不要。当日直接会場へお越しください。
内容 DVD上映
講演 「辺野古だけじゃない!自衛隊の南西諸島配備の危険性」
講師 山城 博治さん(沖縄平和運動センター議長)
政府は、奄美大島以南の宮古島や石垣島など南西諸島において、自衛隊の配備を強行しています。岩屋防衛大臣は、「日本防衛の要である」と表明していますが、決して「日本を守る」ためではありません。
米国の「オフショア・コントロール」軍事戦略は、「日本列島~琉球列島弧~台湾~フィリピン~ベトナム」を結ぶ線を「第1列島線」と位置づけ、ここを海洋封鎖すれば、中国からの輸出品を運ぶ船舶は通行不可能になり、経済封鎖が可能であるとしています。また、かりに中国と戦争になっても、この地域での「海洋限定戦争」にとどめ、米中全面戦争にさせないことを企図したものです。その「地域」こそが、「第1列島線」と位置づける宮古島や石垣島などの南西諸島であり、「日本を守る」ものではなく「日本を盾にする」ものに他なりません。
辺野古新基地建設の強行だけでなく、「自衛隊の南西シフト」の危険性について、沖縄平和運動センターの山城博治議長の講演を通して学習を深めます。