8.19「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動を実施しました


掲載日:2016.08.19

戦争をさせない北海道委員会は、8月19日18時から札幌市大通公園西3丁目広場にて「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動を実施し400人が参加しました。

毎月19日に行っている集会に、8月は400人が参加し、「戦争のできる国づくりは絶対反対」と訴え続けている

毎月19日に行っている集会に、8月は400人が参加し、「戦争のできる国づくりは絶対反対」と訴え続けている

主催者を代表し、北海道平和運動フォーラムの佐藤事務局長は、「極めて過激な思想の持ち主である安倍首相、そして政権を一刻も早く退陣させるべく、私たちは、この行動を更に発展させながら継続していかねばなりません。真に平和な日本を実現させるため、今後ともみなさんのご協力を」と挨拶した。

主催者を代表して挨拶する道平和運動フォーラム佐藤・事務局長

主催者を代表して挨拶する道平和運動フォーラム佐藤・事務局長

次に、北海道憲法共同センターの黒澤幸一・代表が、「憲法9条を絶対に変えさせない闘いを更に大きくしていく必要がある。私たちは、戦争をさせないという意思を、今後も強く訴えていくとともに、戦争法の廃止まで、諦めずにがんばっていこう」と訴えました。

参加者に訴える北海道憲法共同センターの黒澤・代表

北海道憲法共同センターの黒澤・代表

最後に、清末愛砂・室蘭工業大学大学院准教授は「参議院選挙以降、憲法改悪をめざす勢力は、ますます勢いづいている。民衆が自らの権利を行使して抗議しようものなら、国家権力は機動隊や自衛隊を動員して徹底的に鎮圧する可能性が、既に、見える形で起きている」としたうえで、「改憲の一つのターゲットである緊急事態条項が導入されれば、その対象は、差別的国家のなかで最も虐げられ、排除されてきたものたちである。私たちが、憲法改悪阻止を真にめざすのであれば、基本的人権の尊重と平和主義原則の平等適用をめざすものでなければならない」と訴えた。

「憲法改悪阻止を真にめざそう」と訴える清末・室蘭工業大学大学院准教授

「憲法改悪阻止を真にめざそう」と訴える清末・室蘭工業大学大学院准教授

その後、参加者は、仕事帰りや買い物客で賑わう札幌市の中心街を「南スーダン派遣反対!」「戦争法の発動反対!」「憲法守れ!平和を守れ!」などと、シュプレヒコールを上げながら、デモ行進を行った。