12.19 「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動を実施しました
掲載日:2015.12.19
戦争をさせない北海道委員会は、12月19日14時30分から、札幌市大通公園西6丁目広場において「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動を実施しました。
主催者挨拶で、北海道平和運動フォーラムの山木紀彦代表は、「安倍首相は、権力を使って物を言わせない社会を作り出している。私たちは、そのような不当な行為に毅然として対抗していかねばならない。力を結集し、引き続き粘り強くがんばっていこう」と訴えました。
また北海道憲法共同センター代表の黒澤幸一さんが、「戦争法を廃止に追い込むため、安倍政治を倒すための共闘は重要だ。私たちには闘う術がある。それは、一つひとつささやかではあるが、力を蓄積していくこと。国家権力をくつがえして行くことが出来るという事を、確認していき頑張っていこう」と訴えました。
次に、室蘭工業大学大学院准教授の清末愛砂さんが、「国民の声を聞こうとしない権力者には、私たちが主権者だと分からせる必要がある。そのためにも、私たちはバラバラに行動するのでは無く、共闘していかねばならない」と訴えた。
次に、小樽商大名誉教授の結城洋一郎さんが、「私たちは決して諦めることなく、また統一した考え方を持って、取り組んでいかねばならない。安倍政権に対抗するため、戦争法に反対する全ての人達が統一した候補を立てて、戦争法に反対する人を国政に送ることが重要だ」と、重ねて共闘していくことの重要性を力説した。
最後に、北星大学大学教授の岩本一郎さんが、「絶対に戦争法を廃止しなくてはならない。今も、世界には恐怖に絶望する子どもたちがいる。知恵、勇気、お金を効果的に使い、解決していくことが大切だ。恐怖を解決に導くのは、決して軍事力ではない」と訴えました。
その後、参加者は、大通公園から西4丁目の駅前通りを「独裁政治を許さない!」「平和憲法を守れ!」「戦争法は絶対に認めない!」などと、シュプレヒコールを上げながら、デモ行進を行いました。1,000人が参加し、師走の寒空の下、熱く行動を盛り上げました。