「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動をスタート!
掲載日:2015.06.05
「戦争をさせない北海道委員会」は6月4日午後6時大通り西3丁目広場において現在国会で審議されている新たな安全保障関連法案の成立阻止のため総がかり行動をスタートしました。悪天候の中市民・団体150名が参加しました。
北海道平和運動フォーラム藤盛代表より「この間安倍首相は『積極的平和主義』という言葉を使って国民を騙し続けている。新たな安保法制関連法案の国会の質疑をみても、安倍首相は明確に答えていない。またこの間の世論調査を見ても国民の大多数が反対し、懸念を示しているという状況である。野党の徹底的な追求により廃案に追い込むことはもちろんであるが、政治情勢が厳しい状況であるため私たちが総がかりで行動し、声を上げなければならない。6月19日戦争させない北海道委員会シンポジウムの開催、6月20日戦争をさせない北海道大集会で、さらに運動の輪を広げ、北海道はもとより日本のすみずみまで戦争法案阻止の声を広げていこう」と呼びかけました。
民主党北海道副幹事長長谷川衛札幌市議会議員は「安倍首相はアメリカと手を組む一方で、憲法は占領軍であるアメリカが作ったものだから変えなければならないと言っている。国民は安倍首相の二枚舌にだまされてされてはいけない。戦後70年経ったが、また戦争へできる道へ突き進んでいる。
私たち国民は自分の子が戦場に送られることを許せるのか?このことをあらためて認識し、声を上げなければならない」と呼びかました。
「戦争をさせない北海道委員会」の呼びかけ人北星学園大学岩本一郎教授からは「日常で許されないことは、戦時であっても許されないことである」と考える。いま国民一人ひとりが、もっと常識的に、シンプルに考えて、今の政治を批判すべきではないかとも考える。そのようなことを考えると日本の集団的自衛権は非常に恥ずかしいものである。なぜなら「自分の庭を守るために、他人の庭で戦争をする」ことである。憲法9条おびやかしている安倍政権の暴走を本当に止めなければならない、今がその時です。ともに頑張りましょう」と訴えました。
街頭行動終了後、大通り西4丁目から札幌駅に向かってデモ行進を行い、参加者からは「安保法制反対!」「戦場へ子どもを送るな!」「集団的自衛権は反対」などのシュプレヒコールを行い市民にアピールを行いました。
「戦争をさせない北海道委員会」は、中央の「戦争させない1000人委員会」に結集し、北海道から怒りの声を拡大させ「戦争法案」阻止に取り組んでいきます。