「5.15沖縄平和行進」「5.17沖縄県民大会」に道フォーラムから46名が参加


掲載日:2015.05.21

5月15日名護市辺野古に新たな米軍基地建設が強行されていることに抗議し、全国から2600名が参加し米軍基地「キャンプ・シュワブ」周囲を行進しました。「辺野古新基地建設反対!」「大浦湾の埋め立てをするな!」など、シュプレヒコールを繰り返し、基地建設予定地の大浦湾の周りを行進をしました。翌日16日は「世界で最も危険」と言われる米軍普天間飛行場周辺を南北二手に分かれて行進しました。行進終了後宜野湾海浜公園で集約集会を開催。福本勇司副実行委員長は「戦後70年の節目に、辺野古新基地建設強行、戦争法案の審議が始まる重大な時に平和行進を成功させることができた。この成果を全国に広げよう」と力強く訴えました。

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5月17日那覇市セルラースタジアムで行われた沖縄県民大会は30度の炎天下の中35,000人の市民が参加しました。 主催者5名の共同代表者からは「安倍政権は歴史を省みない。米軍基地基地は沖縄の最大の阻害要因だ」(平良・島ぐるみ会議共同代表)「辺野古基金は2億円を超えた。この問題は日本全体に広がっている」(呉屋守將・辺野古基金共同代表)、「戦後最悪の安部内閣が巨大な力で襲いかかっている。全国に沖縄の状況を伝えよう」(大城紀夫・連合沖縄会長)「戦争で多くの友を失った。二度と沖縄を戦場にしてはならない」(中山きく・白梅同窓会会長)、「普天間基地問題が解決しないのは政治の責任。市長として絶対に辺野古基地建設は止める」(稲嶺進・名護市長)と訴えました。

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母が沖縄人である作家の佐藤優さんは「自分は日本系沖縄人になってきた。沖縄は過去も現在も未来も沖縄人のものです」と力強く訴え、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんは「安倍首相は、アドルフ・ヒットラーにかけて “アベドルフ”と呼ばれている。このような独裁者を打ち倒し、国民の意思をはっきり示そう」と語りました。

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最後に、翁長雄志沖縄県知事が「沖縄はこれまで自ら基地を提供したことはない。銃剣とブルトーザーで土地が奪われた。これを繰り返すのか。政治の堕落だ。あらゆる知事の権限をもってして、辺野古に新基地は作らせない」と、決意表明した。決議文を大会事務局長の仲宗根悟県議会議員が読みあげ、「日米両政府は県民の民意に従い、米軍基地の閉鎖・撤去、辺野古新基地建設・県内移設を断念するよう強く要求する」と満場の拍手で確認しました。最後に「辺野古新基地NO!」「私たちは屈しない!」とシュプレヒ・コールを繰り返し閉会しました。

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