29年目の「4.26チェルノブイリデー市民集会」に約300人が参加。
掲載日:2015.04.27
史上最悪の原発事故とされている旧ソビエト・ウクライナのチェルノブイリ原発事故からちょうど29年となる4月26日。「29年目の4.26チェルノブイリデー市民集会」が、今年も大通西6丁目広場で開催し、約300名が参加しました。
主催者を代表して生活クラブ生協船橋奈穂美理事長より「チェルノブイリの事故以来、原発に頼らないエネルギー政策への転換を訴えてきた。4年前の福島の事故はチェルノブイリを教訓とすることができなかったが、現在原発は停止している状態。この停止している状態を継続させて、原発をなくすための行動をしっかりと行わなければならない」とあいさつがありました。続いて北海道平和運動フォーラム事務局次長三浦亨より「泊原発の状況報告」。
地方自治を考える市民の会代表深町ひろみさんから「泊防災報告」。幌延問題を考える旭川市民の会代表 山内亮史さんから「幌延問題報告」。
NPO法人みみをすますプロジェクト理事長みかみめぐるさんから「福島の現状報告」。
最後に市民ネットワーク北海道代表委員奥田恭子さんから集会アピールとして「チェルノブイリ事故から何も学ばず、福島の原発事故がなかったかのように、原発推進に回帰している。次の世代に原発の負の遺産を残すことはできない。原発ゼロの実現を」と力強く訴え、集会を終了しました。集会後は北海道電力本社前までデモ行進を行いました。