:4・29チェルノブイリデー菅谷昭さん記念講演会に250名


掲載日:2006.04.29


4月29日、かでる2・7においてチェルノブイリデー記念講演会を開催しました。
チェルノブイリ原発事故から20年を経た今年、このチェルノブイリ原発事故を風化させず、新たな脱原発運動の出発点とするための講演会。一般市民など、約250名が参加しました。

集会では、主催者挨拶として生活クラブ生協理事長伊藤牧子さん、北海道平和運動フォーラムからは小林雪夫代表が挨拶しました。その後、記念講演としてチェルノブイリ原発事故後に現地に飛んで医療支援した現松本市長の菅谷昭さんが講演を行いました。現地でも事故のことが風化してきていていること、また日本が医療支援として高価な医療機器を送っても、ひとたび故障をすると日本の部品と技術が必要で使用できないこと、などを報告し、「顔を見える支援」をすべきと訴えました。そして、チェルノブイリを負の遺産として捉えるだけでなく、彼らが強く生きている事実、私たち自身が自分たちの生活を振りかってどうしたらよいかを考えて欲しい、と講演を締めくくりました。