報告 泊原発3号機の営業運転の中止とプルサーマル計画の撤回を求める申し入れ


掲載日:2009.12.14

12月14日(月)10:30~11:40、「脱原発・クリーンエネルギー」市民の会は、北電に対して「泊原発3号機の営業運転の中止とプルサーマル計画の撤回を求める」抗議・申し入れを北電本社会議室にて行いました。6団体20名が参加し、北電は広報グループ3名が出席しました。(道フォーラムからは、山田代表、南部事務局長、足利次長が参加)

冒頭、山田代表から今回の申し入れの趣旨説明を行い、それに対して北電広報グループリーダと主幹からそれぞれ回答説明がありました。

「新たな活断層」の存在に関わっての質問に対して、北電は原子力安全・保安院の指針に基づいた範囲の中で適切に行ってきた地質調査であり、今回の地震学会での発表については、北電でも調査中であるとの答弁に終始しました。また、今回の発表データと照らした耐震安全性についての結論は、安全委員会で審議中であり、北電の判断結果がいずれ確認されていくものであるとして、泊3号機の運転を中止するとの回答を得ることができませんでした。しかし、市民の会との意見交換の中で、審議されている調査結果については、お知らせできるとの回答を得ることができました。
私たちは、今後も北電に対し、増える原発に対する道民の不安を訴え、道民が納得のいく説明責任を果たすよう求め、併せて、北海道における再生可能エネルギー利用を一層推進するよう働きかけていきます。

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