報告 25年目の「4.26チェルノブイリデー市民集会」を開催しました


掲載日:2011.05.09


チェルノブイリ原発事故から25年目を迎えた4月26日(火)、「いらない原発!変えようエネルギー政策!25年目の『4.26チェルノブイリデー市民集会』」を札幌市大通公園西6丁目広場で開催しました。

主催者挨拶で船橋奈穂美・生活クラブ生協理事長は、「25年間チェルノブイリ悲劇を繰り返さないために、毎年4月26日に市民集会を開催してきた。人災である福島原発事故を発しなければならないことは望んでいなかった。核と人類は共存できないと訴え続けきた。しかし、原発事故を防ぐことはできなかった。大人の責任で子どもたちに放射能に脅える社会をつくってしまったのではないか。私たち一人ひとりが何ができるかを考え、国の政策を変え、私たちの生活を変えなければならない。一人ひとりが反原発を訴え輪を広げなければならない。」と訴えました。

続いて、前日の記念講演会で講演した小山英之さん(美浜の会)からの激励挨拶、市民ネットワーク北海道など4団体からアピール、岩内原発問題研究会(斉藤武一代表)などからのメッセージを受けました。その後、札幌を拠点に世界各国で演奏活動を続けている小川紀代美さんのバンドネオン演奏、最後に、この間の国と東京電力の対応を批判し、「今こそなくそう原発を!変えよう再生可能な自然エネルギーに!」と訴える集会アピールを採択し、集会を終了しました。

その後、参加者は大通西6丁目から北電まで「原発はいらない!チェルノブイリ・福島原発事故を繰り返すな!」などとシュプレヒコールをあげデモ行進を行いました。
北海道平和運動フォーラムなど27団体で構成する「4.26チェルノブイリデー市民集会実行委員会」の主催。約400名が参加。