報告 7月9日、「なくそう原発!脱原発社会の実現をめざす十勝決起集会」を開催
掲載日:2011.07.14
平和運動フォーラム十勝ブロック協議会(斉藤克己議長)は、7月9日(土)、帯広とかち館で「なくそう原発!脱原発社会の実現をめざす十勝決起集会」を開催しました。
1部集会の講演は、講師に「五十嵐史郎」さん(福島県教職員組合副委員長)を招いて、「原発はいらない!原発被災地福島からの報告」というテーマで、被災地福島の生活や子どもたちや教職員の学校の混乱の様子などが語られました。
「原発さえなければなあという思い。福島はおさまりきません。津波がなかったとしても『メルトダウン』していただろうと思います。」「どうしてもっと早く(放射能汚染)教えてくれなかったのか。もうたくさん被爆してます。結婚して子供が産めるのか、不安でふるえが来る(女子高生)。」など、生々しい実態が紹介されました。
最後に、「脱原発は、長い闘いにしてはならない。今闘わなければなりません。今年・来年が脱原発の勝負だと考えます。全国民的に力を合わせて行きましょう!」と締めくくられました。
会場内で募った義援金カンパは142,314円が集約され、斎藤実行委員長から五十嵐さんに手渡されました。また、十勝農団労の笠原執行委員長からも義援金が手渡されました。
最後に、藤原反核平和の火リレー十勝実行委員長より、8月1日から3日にかけて十勝管内で反核平和の火リレー走行を実施する参加の取り組みと、福島原発事故の思いを込めて走る決意を述べ、力強く団結ガンバローを三唱し終了しました。
引き続き、2部のデモ行進では、31度を超える炎天下の中で、横断幕・プラカード・ゼッケンで市民アピールをし、「原発推進反対」「泊原発3号機のプルサーマル計画反対」等のシュプレヒコールを繰り返し、元気よく終了してきました。
集会は、十勝平和を考える市民の会やⅠ女性会議十勝支部、反核平和の火リレー十勝実行委員会と実行委員会形式での開催。