報告 7月9日、幌延町で「核廃棄物処分場につながる『深地層研究所』建設反対!7.9幌延道北集会」を開催
掲載日:2011.07.14
平和運動フォーラム道北ブロック協議会(島岡光男・阪本次雄・佐藤成次代表委員)は、7月9日、「核廃棄物処分につながる『深地層研究所』建設反対7.9幌延道北集会」を幌延町共進会場で開催し、約350名が参加しました。
主催者挨拶で、島岡代表委員は「福島原発事故後の初めての重要な集会である。脱原発社会が実現しても核のごみ問題は解決されず、幌延が最終処分場となる動きが加速するのではないか」と指摘しました。
また、連帯挨拶に立った田原孝蔵・道平和フォーラム副代表は、「今回の福島原発事故で、原発の安全神話が崩壊し、建設から管理に至るまでどんな対策を講じても危険性を取り除くことはできず、ひとたび事故が起きると取り返しのつかない深刻な事態が生じることが証明された。また、原発からは膨大な廃棄物が生じ、その完全な処理技術は確立されておらずその可能性も極めて低い。資源エネルギー庁は、北海道をはじめ全国の複数の自治体に、高レベル放射性廃棄物の最終処分地選定に向け、文献調査の実施を申し入れることを目論んでいる。幌延町をなし崩し的に最終処分地にしようとしていることは明白である。幌延をはじめ道内いかなる自治体においても『核廃棄物の最終処分地を受け入れない』闘いを全力で展開していく」と述べました。
その後、集会アピールを採択し、幌延町内を「原発反対!」などとシュプレヒコールを上げデモ行進を行いました。