報告 第30回紀元節復活反対2・11道民集会に400名
掲載日:2007.02.11
「建国記念の日」とされている2月11日、札幌共済ホールで靖国神社国営化阻止道民連絡会議(靖国共闘)の主催で「第30回紀元節復活反対2・11道民集会」を開催しました。集会には400名が参加。
集会では、ノンフィクションライターの田中伸尚さんが「戦後の瀬戸際に立って-靖国問題を中心に-」と題して講演。
田中さんは「靖国問題とは、国のために死んでもそれは決して間違いではない。あるいは平和と繁栄のための犠牲になった人たちを讃えるということ。讃えたということは、また同じことを繰り返してもそれを受け入れるということだ。」 「安倍内閣は5年以内に改憲すると言っている。その間に最低3回行われる国政選挙で、私たちが国のための死や戦争する社会を選択するのか。それを次代へ引き継ぐのかが問われている。」と強く訴えました。
続いて、日弁連副会長の伊藤誠一さんが「教育基本法改悪の問題点」の特別報告を行い、最後に自治体首長要請文と集会宣言を確認し終了しました。