報告 「憲法を活かそう!街角リレートーク」


掲載日:2011.05.10


憲法施行から64年を迎えた5月3日(火)、「5.3憲法を活かそう!街角リレートーク」を札幌市大通西4丁目で開催しました。
「始動NO!憲法調査会」「普天間基地は、ただちに閉鎖を!」「終わらせよう!アフガン戦争」「守れ!雇用とくらし」「国は全力で被災者救援を!」「なくそう!原発」をテーマに、各団体よりのリレー形式でアピールを行いました。

北海道平和運動フォーラムの山田剛代表は「憲法が施行されて64年。『ベアテの贈りもの』といわれる、のちの日本の男女雇用均等法のもととなった『1945年のクリスマス』という本に書かれているが、日本の男女平等について守られていなかった。日本が戦争に向かう過程で、女性の声が政治に反映していれば戦争に向かうことはなかったという思いから女性の参政権をはじめさまざまな権利が盛り込まれた。しかし、この憲法の理念を活かすにしても昨今の政治には疑問を投げかけざるを得ない。現在、医療難民が出ていることが生存権として許されるのか。教育は機会均等が迫害されている。このようなことを許さないために、憲法の理念を実現できるよう、憲法とは何か、憲法を活かすとは何かを考えていこう」と訴えました。
北海道平和運動フォーラムをはじめ8団体による共催。