報告 原水禁広島大会へ北海道から125名、長崎大会へ41名が参加。


掲載日:2006.08.11


今年も8月4日から6日まで被爆61周年原水爆禁止世界大会広島大会が開催されました。北海道からは125名が参加。
4日は猛暑の中、平和資料館前からグリーンアリーナまでの約1キロを全国から集まった約3,000名の仲間とともに、折鶴平和行進をしました。
その後、原水禁・連合・核禁会議三団体共同開催の「核兵器廃絶2006平和ヒロシマ大会」(開会総会)が開催されました。

大会は、核禁会議大谷恵教議長の開会挨拶、主催者を代表して連合高木剛会長の挨拶、来賓として広島県知事、秋葉忠利広島市長が挨拶を行いました。被爆者からの訴え、ピースメッセージ、平和アピールを採択し、「原爆を許すまじ」を合唱。岩松繁俊原水禁議長の閉会挨拶で閉会しました。約6,600名が参加。

5日は各々が7つの分科会、1つの特別分科会、5つのひろば、フィールドワーク、3団体による平和シンポジウム等に参加、子供たちは、慰霊祭、フィールドワーク、ダイイン、また午後からの「メッセージfromヒロシマ2006」には400名の子どもたちが参加し、ゲームや踊り、平和のモニュメントの作成、平和のメッセージを核保有国の代表宛にメールで送信しました。
「子ども慰霊祭」では江別から参加の若木なつみさんが、「メッセージfromヒロシマ2006」では十勝から参加の佐藤彩花さんがそれぞれ元気にアピールを行ってくれました。

6日は平和祈念式典に参加、その後、まとめ集会に参加し広島大会の日程は終了しました。

8月7日からは被爆61周年原水爆禁止世界大会長崎大会が開催されました。北海道からは41名が参加。
広島大会につづいて三団体共同開催の「核兵器廃絶2006平和ナガサキ大会」には3,800名が参加。大会は岩松繁俊原水禁議長の挨拶、主催者を代表し、連合の古賀伸明事務局長が挨拶。来賓として、金子原二郎・長崎県知事、伊藤一長・長崎市長が挨拶に立ちました。
集会は、ティム・ヌーナン国際自由労連キャンペーン・コミュニケーション局長の挨拶、広瀬方人さんの被爆者の訴え、高校生平和大使報告、平和ヒロシマ代表団ピース・メッセージ、構成詩「親子で綴る平和の願い」などが行われ、最後に、「北東アジアの非核化と世界の核兵器廃絶へ向けた運動を展開していく」との平和アピールを採択し、「原爆を許すまじ」を合唱。閉会しました。

8日は7つの分科会、1つの特別分科会、5つのひろばと2つのフィールドワークの他、3団体による平和シンポジウムが行われました。

9日は淵中学校への墓参後、県立総合体育館で行われたまとめ集会に参加。岩松繁俊大会実行委員長の主催者挨拶や福山真劫大会事務局長の大会まとめが行われた後、大会宣言が提案・採択されました。そして、原爆中心碑公園までの約1.2キロの平和行進をして、原爆投下時刻の11時2分に黙とうを行い、すべての日程を終了しました。