報告 被爆64周年原水爆禁止世界大会


掲載日:2009.08.07

被爆64周年の今年も8月4日から6日まで原水爆禁止世界大会広島大会が開催され、北海道からは89名が参加しました。

4日は強い日差しの中、平和資料館前からグリーンアリーナまでの約1キロを全国から集まった2,500名の仲間とともに、平和行進を行いました。
その後、「核兵器廃絶2009平和ヒロシマ大会」(開会総会)が約6,500名の参加で開催されました。(被爆60周年の2005年以来、開会総会を原水禁・連合・核禁会議で共同開催しています)
主催者を代表して連合の古賀伸明事務局長の挨拶、来賓として広島県副知事、秋葉忠利広島市長が挨拶し、被爆者からの訴え、海外からITUC国連事務所所長のジェンマ・アダバさんとアメリカ ピースアクション代表のケビン・メーティンさんが挨拶を行いました。続いて、被爆ピアノによる平和コンサート、平和ナガサキ代表団ピース・メッセージ、平和アピールを採択し、「原爆を許すまじ」を合唱。谷藤悦史核禁会議議長代行の挨拶で閉会しました。

5日は各々が8つの分科会、7つのひろば、フィールドワーク、3団体による平和シンポジウム等に参加、子供たちは、慰霊祭、平和公園内のフィールドワーク、ダイイン、また午後からの「メッセージfromヒロシマ2009」に参加し、踊りや平和のモニュメント作成を行いました。
「子ども慰霊祭」では十勝から参加の板倉裕輝くんが、「メッセージfromヒロシマ2009」では石狩から参加の春木晨くんがそれぞれ元気にアピールを行ってくれました。
また、夕方には北海道団独自行動として、原爆死没者慰霊碑への献花を行いました。(分科会等の都合上全員の参加ではありません)

6日は各自で平和祈念式典に参加、その後、アステールプラザで全国から700名が参加してまとめ集会が行われました。

8月7日からは被爆64周年原水爆禁止世界大会長崎大会が開催されました。北海道からは25名が参加しています。