報告 「12・8北海道集会」を開催しました。
掲載日:2007.12.07
12月7日、札幌市内北海道教育会館で「平和を求める12・8北海道集会」を北海道平和運動フォーラム、戦後60年・北海道行動実行委員会の主催で開催しました。200名の参加。
「12・8北海道集会」は1941年12月8日の太平洋戦争開始日を振り返り、二度とこのような悲惨な歴史を繰り返さないことをスローガンに掲げ、1994年から毎年開催している集会。
集会では、主催者を代表して、北海道平和運動フォーラムの住友肇代表が「この集会は、歴史をきちんと学びながら、戦争の本質と原因、そして戦争をしない連帯の力をどうつくりだしていくかを考えるために開催してきた。また、今日の集会が、戦争は権力によって引き起こされ、権力のために多くの民衆が犠牲となるという戦争の悲惨さ、歴史の事実などを学びながら戦後責任の清算を具体的に進める意思統一の場になることを期待している。」と挨拶しました。
次に参議院議員の糸数慶子さんが「沖縄戦、集団自決。歴史の歪曲を許さず!」として題して講演。
糸数さんは講演の中で「12月8日は日本の歴史の中でも大変な日。若い人たちが教科書の中でしかふれることのない沖縄戦の事実が教科書から削除されていくと、ほとんどの人たちが沖縄戦の実態を知ることがなくなる。事実を忘れて一番恐ろしいことは、同じことを繰り返すのではないか、そのことが危惧される」等と教科書問題を中心に話しました。
講演終了後、参加者全員で集会アピールを採択し、終了しました。