報告 「米空軍戦闘機・千歳基地訓練移転反対 全道集会」を開催


掲載日:2008.02.23

在日米軍再編に伴う米軍機の訓練移転を受け、25日から日米共同訓練が始まるため、2月23日、午前10時30分から千歳市民文化センターで「米空軍戦闘機千歳基地訓練移転反対全道集会」を開催しました。連合北海道、連合石狩地協、連合胆振地協の主催。北海道平和運動フォーラム、千歳地区連合、苫小牧地区連合の共催。約800名の参加。

主催者挨拶にたった連合北海道の高柳薫会長は「自衛隊や防衛省の不祥事、米軍兵士による事件には憤りを感じる。今回の訓練移転は、FA18戦闘機が米軍の岩国基地からくることから、沖縄の負担を分かちあうことではなく、米軍の世界戦略の一環であるのは明らか。移転には断固反対し、白紙撤回を求めていく。改めて全国各地の平和団体と連帯し、日米地位協定の見直しや、米軍基地の整備縮小、そして基地撤去を求め闘いを強めなければならない。」と述べました。

また、連帯挨拶にたった北海道平和運動フォーラムの住友肇代表は「米軍戦闘機訓練に対して慢心の気持ちをこめて反対したい。今のアメリカの世界戦略をもう一度学習し、日本はどういう位置におかれているのか、アメリカに追随して一緒に戦争する国にするのか、それとも我々の力で反戦平和運動をつくっていくのかが大きな分かれ目だ。今日の行動で、改めての闘う意志結集をして平和運動を進めていこう。」と述べました。

最後に、米空軍戦闘機移転訓練に断固反対し、白紙撤回を求め、「日米地位協定の抜本見直し」、「在日米軍基地の整理・縮小」を求める闘いをさらに強めていく決議を採択し、千歳市内をデモ行進しました。