3月9日「さようなら原発北海道集会」開催
掲載日:2019.03.14
3月9日、札幌市共済ホールで、全道各地から600名が参加し「原発事故から8年 フクシマを忘れない!さようなら原発北海道集会」が行われた。
冒頭、東日本大震災及び胆振東部地震の犠牲者への哀悼の意を込め黙とうをした後、主催者を代表し長田秀樹道平和フォーラム代表が「フクシマを決して忘れることなく、泊原発をはじめ、全国の原発の再稼働を許さず、廃炉を求める運動を一層進めることを誓い合う場としよう」とあいさつした。また、さようなら原発1000万人アクション北海道でもある麻田信二さん(北海道生協連会会長理事)西尾正道さん(北海道がんセンター名誉院長)からスピーチがあった。引き続き、『胆振東部地震が教えてくれた!泊原発のさらなる危険性』と題し、小野有五さん(北海道大学名誉教授)が講演した。講演では「泊沖海底に積丹半島西方断層があり、それより地下にある断層が動く可能性が胆振東部地震でわかった。原発は縦揺れに弱い構造。直下で地震が発生したら大変なことになるということを、今回の胆振東部地震が教えてくれた。」と泊原発の危険性を指摘した。最後に、湯野川守さん(福島県平和フォーラム事務局長)が、福島の現状や課題を報告し、集会を終了した。
その後、「原発いらない!再稼働やめよう!」と市民に訴えながら、デモパレードを行った。