2月の「総がかり行動」を実施しました。
掲載日:2018.02.21
戦争をさせない北海道委員会主催の2.19「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動が、2月19日(月)午後6時から自治労会館で会場あふれる500人の参加の下開催された。
主催者挨拶で、「戦争をさせない北海道委員会」呼びかけ人で北星大学教授の岩本一郎さんから、「安倍首相が、憲法9条の1項と2項とを残しつつ、自衛隊を憲法に明記する案も国民的な議論に値するとした。我々が必ず問いかけられるのが、「あなたたちはどのような対案を出すのか」と問われる。しかし、対案など無い。あえて対案を言うなら、現在の憲法9条1項、2項以外にない。この本質を我々は見失ってはならない。「仕方ない」といって現状を肯定することを、私は「仕方なし病」と呼んでいる。私たちが「仕方なし病」を克服して、立憲主義を守るたたかいです。「北海道100万筆」署名運動は、「仕方なし病」を克服するための大切なたたかいです。日本の立憲主義と平和主義を守るために力をお貸しください。ともに頑張りましよう。」と力強い挨拶をした。
続いて、小田川義和憲法共同センター代表から、「様々な世論調査で憲法に関心がない、改憲が分からないという結果が30%。この層に憲法を伝える事が重要。安倍9条改憲をさせない動きを可視化することが必要。3000万署名の動きを加速しましょう。」と連帯の挨拶をした。
次に、フォーラム平和・人権・環境の福山真劫代表からは「東京5.3集会は5万人ほど集まる。横に繋がることで安倍を倒せるという思いになっていく。今年は10万人結集を目指すが、動員等で集まるものではない。SNS等活用し、横に広げる運動をすすめたい。日本の憲法改悪阻止運動も、「集める」ではなく「集まる」という感覚で拡がってほしい。安倍を権力の座から引きずり下ろそう。その為にはバラバラに闘うのではなく、出来るだけ共闘する。ともに頑張りましょう。」と基調提起をした。
最後に、難波優北海道平和運動フォーラム事務局長が、全国統一署名の中間集約として、173,329筆を報告。完全に達成することを全体で確認・共有化することとし、終了した。