報告 米イージス艦「ラッセン」の小樽港入港に反対!
掲載日:2013.01.24
北海道平和運動フォーラムは1月22日(火)、北海道知事に対して、米海軍第7艦隊イージス艦「ラッセン」の小樽港入港に反対するよう申し入れを行いました。
中村誠吾代表は、「『親善・友好』を理由にしているが、度重なる米艦船の入港は小樽港の軍事的利用を常態化させるものだ。また、沖縄での凶悪犯罪を受け、第7艦隊は現在も『夜間外出禁止令』の継続中だ。米軍に対して入港の自粛を申し入れるべきだ」として、北海道民の平和と安全を守るべき知事が入港に反対するよう申し入れました。
また、1月23日(水)には、小樽市長に対して「入港を許可しないよう」申し入れました。中村代表は「入港を許可するか否かは、あくまでも港湾管理権を有する小樽市長の判断・権限である。商業港である小樽港の軍事的利用を常態化し、『核廃絶平和都市宣言』を制定した小樽市民の平和と安全を守るために、入港を許可しないこと」を強く要請しました。
小樽市は、①船舶の出入港時と接岸時の安全性、②港湾業務への影響、③核兵器搭載の有無を外務省・在札幌米国総領事館に24日までに確認をとり、入港の可否を判断するとしています。
米艦船「ラッセン(9,100トン)」は、アメリカ海軍第7艦隊のミサイル駆逐艦。弾道ミサイルを追尾できる高性能のレーダーを備え、弾道ミサイル防衛システムの機能の一部を担う能力があります。 入港期間は2月4日(月)から8日(金)までの5日間。
入港が強行される場合は、小樽市において抗議集会を開催する予定です。