日米共同訓練に反対! デモに500人
掲載日:2016.01.17
在日米軍再編に伴う米空軍戦闘機訓練の一環として、1月12日から22日まで、自衛隊千歳基地において第7回目となる訓練が実施されることに反対するため、1月17日、千歳市グリーンベルトにて「米軍戦闘機千歳基地訓練移転反対全道集会-安保法制・秘密保護法廃止!」を開催し、約500人が参加しました。
主催者代表挨拶を行った連合北海道の出村良平会長は「移転訓練は、決して沖縄の痛みを分かち合うものでは無い。ただ危険を分散し、拡大しているだけであり、移転訓練に、強く抗議し即時の中止を求める」と力強く訴えました。
次に北海道平和運動フォーラムの山木紀彦代表が連帯挨拶で、「この軍事訓練移転については、米軍基地が集中する沖縄の負担軽減を目的に、日米の合意に基づいて行われている。しかし、本当に負担軽減となっているのか。沖縄の方に聞くと、負担が軽減されているという声は聞こえてこない。このような理解されない行動には毅然と反対し、今後も皆さんと共に平和運動について邁進していく。引き続きのご支援・ご協力をお願いしたい」と述べました。
その後、「訓練移転に抗議し、在日米軍基地の縮小を求める」移転反対決議を、連合北海道胆振地協の日西和広事務局長が読み上げ採択。最後に、連合北海道石狩地協の太田聡会長の団結ガンバローで集会を終了しました。
その後、「移転訓練反対!」「米軍基地を整理・縮小せよ!」とシュプレヒコールしながら、千歳市の中心部を約1キロデモ行進しました。
なお北海道平和運動フォーラムは、1月7日に、北海道防衛局、北海道に対して千歳基地への訓練移転に抗議し、中止を求める要請を行っています。