11.11 「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動を実施しました


掲載日:2015.11.11

戦争をさせない北海道委員会は、11月11日18時から、札幌市大通西3丁目において「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動を実施しました。

主催者挨拶で、北海道平和運動フォーラムの山木紀彦代表は、「私たちが望むのは、当たり前の生活や、希望あふれる未来だと思う。戦争に巻き込まれるかもしれないといった不安だらけの生活は御免だ。我々は過去の過ちを反省してきたはず。このまま安保法が発動されれば、これまで反省してきたことは何だったのかとなる。今も全国各地で行われている、このような行動は、継続して行っていくとしている。こうした行動が戦争法発動にストップをかけ、廃止に続くと、私は確信している。皆の力を結集し、がんばっていこう」と訴えました。

連帯挨拶では、憲法共同センター代表の黒澤幸一さんが、「我々市民や、労組、こうした仲間たちが出来ることは、今、野党の皆さんに、どうしても安倍政治を倒す為、共闘する状況を作っていくことが重要。職場や地域で戦争法は廃止に追い込むことが出来るということを、皆で語っていくことが必要だ。中央から総がかりの運動とし、2000万人戦争廃止の署名が呼びかけられた。早期にやりあげ、毎月19日のデモ行進をし、運動を仕上げていく。寒くなる時期だが引き続きガンバロウ」と訴えました。

次に、小樽商大名誉教授の結城洋一郎さんが、「11月3日、総がかり実行委員会が中心となり、『私たちは諦めない』という標語の下、戦争法の廃止を求める2000万人統一署名運動を開始した。若者たちの運動も続けられているし、今月6日には、鳥取県で怒りの大決起集会が開催された。その際、米子駅に2000人が集まり、小林節教授の講演が行われ会場には各種各団体の旗が林立した。全国各地で政党、政治信条の枠を超えた共闘体制が構築されている。2000万人署名運動は、戦争させない1000人委員会も参加しており、私たちも末端を担いたいと考える」と述べた後、「私たち国民が諦めることなく、このことを望み続けるのならば、必ず道は開かれる。自国の政治のあり方を決めるのは、国民一人ひとりの決意以外にない。私たちの足元から法律阻止するための新たな運動を構築しよう」と力説した。

最後に、室蘭工業大学大学院准教授の清末愛砂さんが、「何をしたら良いかは極めて単純。戦争や武力行使に参加しないということ。違憲無効であるはずの戦争法を現実的に発動させない。最終的に廃止法を成立させる闘いを忍耐強く続けねばならない。軍事化された社会に住みたくありません。一人の加害者も、被害者も出さない社会をめざし、圧倒的な闘いを継続しよう」と訴えました。
その後、参加者は、大通公園から西4丁目の駅前通りを「安倍はやめろ!」「平和憲法を守れ!」「戦争法、反対!」などと、シュプレヒコールを上げながら、デモ行進を行いました。800名が参加し、行動を盛り上げました。

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仕事帰りの人達も、足を止めて集会に参加いただきました

 

多くの参加者で溢れかえる会場

多くの参加者で溢れかえる会場

 

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寒さに負けずに、熱く訴え続ける参加者

 

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若者の参加も、回数毎に増えてきています