報告 「EPZ(防災対策の重点実施地域)」の拡大を求め小樽で街頭宣伝!


掲載日:2011.07.05


後志平和運動フォーラム(寺岡文明・辻口浩二代表委員)の小樽地区連絡会および後志地区連絡会は、6月18日、長崎屋小樽店前とサンモール一番街で街頭宣伝活動を行いました。

小樽市議会民主党・市民連合の斉藤博行市議と佐々木秩市議は、「今回の福島原発事故では、何重もの安全対策を施しても深刻な事故が起こることがわかり、原発の安全神話は崩れた。小樽市は泊原発からわずか40kmしか離れていないことから、小樽市を含めた後志管内の町村が原子力防災協定を結び、国や道に対して防災計画の指針を求めていくことが必要である。今後は再生可能なエネルギーを取り入れることが重要だ」と市民に訴えました。
また、小樽地区連絡会(磯野康昭代表)は、小樽市議会民主党・市民連合などとともに、小樽市に対して、「地域防災計画の見直しや泊原発の段階的運転停止」などを求め要請行動を行いました。小樽市側からは、地域防災計画については、「津波ハザードマップを作成し来年8月を目途に見直す」との回答が示されました。また、泊原発から約40kmしか離れていない小樽市の対策・対応については、「検討する」と述べるにとどまりました。