STOP再稼働!さようなら原発北海道集会を開催


掲載日:2025.10.21

さようなら原発1000万人アクション北海道実行委員会(事務局:北海道平和運動フォーラム)は、10月18日、札幌市大通公園にて「STOP再稼働!さようなら北海道集会」を開催しました。集会には約250人が参加し、3人からスピーチがありました。

さようなら原発1000万人アクション北海道の呼びかけ人である小野有五さん(北海道大学大学院名誉教授)からは、原発再稼働を「脱炭素電源」に位置付けて「最大限活用する」ことを方針とした、エネルギー基本計画について指摘するとともに、再生可能エネルギーの活用を訴えました。

同じく、さようなら原発1000万人アクション北海道の呼びかけ人である西尾正道さん(北海道がんセンター名誉院長)からは、原子力政策の推進や核兵器を製造するために、原子力がもたらす人体への影響に関しては過小評価になっている現実、原発の稼働には多額の経費がかかる実態が知らされずに、再稼働賛成の声が高まっていることへの懸念が話されました。

北海道平和運動フォーラム共同代表の池田賢太さん(すばる法律事務所弁護士)からは、継続した取り組みで足元を固めて、次の世代につなげていくことの必要性を訴えるとともに、臆せず身近な方に「原発はいらないよ・危ないよ」と声をかけあうことが重要と呼びかけました。

最後に集会の締めくくりとして、メッセージボードアピールを全体で行った後、大通公園を中心に行進し、「再稼働反対」「エネルギーを変えよう」「脱原発社会を実現しよう」などを訴えかけました。