12/19 緊急出版記念「戦争をさせない北海道講演会」-平和に生きる権利は国境を超える-のご案内


掲載日:2023.11.07

イスラエルとイスラム組織ハマスとの軍事衝突から1か月が経ちました。ガザ地区では1万を超える人々の命が奪われる深刻な事態を引き起こしています。1948年にユダヤ人国家を標榜するイスラエルが建国し、その過程や建国直後の戦争によって多くのパレスチナ人が追放・虐殺されました。70万以上ともいわれるパレスチナ人が居住地を追われ、ヨルダン川西岸地区やガザ地区、近隣諸国に逃れることとなりました。イスラエルは1967年にヨルダン川西岸地区と東エルサレム、ガザ地区、シナイ半島、ゴラン高原を軍事占領下に置きました。1994年にはオスロ合意に基づき、ヨルダン川西岸地区やガザ地区はパレスチナ自治区になりましたが、自治区の多くは依然としてイスラエル軍の占領下にあり、自治政府の腐敗や非効率性がパレスチナ経済の発展を阻害しています。一向に変わらない状況への強い不満を背景に、武装組織によるイスラエルへの攻撃、それらに対するイスラエルの激しい報復措置が続けられています。
このような構造的暴力に虐げられてきた人々と連帯し、支援活動を続けてきた清末さんと猫塚さんが、イスラエルによるガザ空爆を受けて「平和と生きる権利は国境を超える-パレスチナとアフガニスタンにかかわって-」を緊急出版しました。この緊急出版を機に、戦争をさせない北海道委員会では下記のとおり講演会を開催することとなりましたので、ぜひご参加ください。

■日時/2023年12月19日(火)18:00~20:00(開場17:30)
■会場/北海道自治労会館 4F ホール(札幌市北区北6条西7丁目)
■主催/戦争をさせない北海道委員会(事務局:北海道平和運動フォーラム)
■内容/対談「平和に生きる権利は国境を超える-パレスチナとアフガニスタンにかかわって」
 清末愛砂さん(室蘭工業大学大学院教授)×猫塚義夫さん(北海道パレスチナ医療奉仕団団長)