「戦争をさせない北海道講演会」のご案内


掲載日:2022.01.21

米バイデン政権はアフガニスタンから駐留米軍を撤退させ、2001年から続く米国史上最長の軍事作戦が終了しました。
米軍の撤退表明を機に首都カブールを制圧したタリバン政権は、女性の権利を制限する動きを強めており、アフガニスタン情勢は混迷が続いています。しかし、女性の人権侵害や抑圧は、旧タリバン政権から始まったわけではありません。旧ソ連による侵攻や紛争が続いてきた結果、人権や民主主義が成熟していない側面も指摘されています。
そうしたアフガニスタンの歴史や情勢を学び、改めて人権と平和、そして、憲法の重要性を再認識するため、戦争をさせない北海道委員会では下記講演をYouTubeで配信します。

■日時/2022年1月21日(金)18:00~
■主催/戦争をさせない北海道委員会(事務局:北海道平和運動フォーラム)
■内容
 講演『軍事力への依拠は平和をもたらさない-繰り返されるアフガン女性の人権問題の政治利用』
 講師 室蘭工業大学大学院 教授 清末 愛砂 さん

 

講演資料ダウンロード(4.6MB)

 

【講師プロフィール】
室蘭工業大学大学院教授。 大阪大学大学院助手・助教、島根大学講師、室蘭工業大学准教授を経て、2021年6月より現職。専門は憲法学、家族法、アフガニスタンにおけるジェンダーに基づく暴力。 主な著書として、『北海道で考える<平和>-歴史的視点から現代と未来を探る』(法律文化社、2021年、共編著)、『ペンとミシンとヴァイオリン-アフガン難民の抵抗と民主化への道』(寿郎社、2020年)、『≪世界≫がここを忘れても-アフガン女性・ファルザーナの物語』(寿郎社、2020年)等がある。

 

【関連リンク】
「ペンとミシンとヴァイオリン~アフガン難民の抵抗と民主化への道」WEBパネル展
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