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どうする教科書!北海道7・2札幌集会に1,000人が結集

掲載日:2005.07.11

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7月2日、ホテルポールスター札幌で、「どうする教科書!北海道7・2札幌集会」が開かれました。この集会は、史実を歪めた教科書の採択を許さず、子どもたちによりよい教科書を渡すことを目的に開催されたもので、全道から結集した約1,000名の仲間が会場を埋め尽くしました。集会では琉球大学教授・高嶋伸欣さん、「アジアの平和と歴史教育連帯」・姜(かん)さんからの問題提起、韓国からのアピール、各地域からの報告を受け、その後札幌市内をデモ行進、市民に教科書展示会での意見反映などを訴えました。

 高嶋さんは講演で次のように訴えました。「アジア諸国では、小泉首相が村山談話に変わりがないと表明した直後に議員が靖国参拝を強行するなど言行不一致に不信感を持ち、日本の国内にもう任せておけないと声を上げている。検定「合格」した「つくる会」教科書は授業実践のない人ばかりが執筆しており、教科書としての配慮が足りない。今回特にあぶないのは公民教科書で、「憲法改正」を2ページ見開きで扱い、家族が個人に優先するなど問題ある記述が多い。扶桑社は自らが政治家の圧力でルールを作ったにもかかわらず裏では採択権をもつ指導主事にまで「白表紙本」を配布していた。また文科省はこの事実を黙認していたことが国会答弁で判明した。ルール違反の教科書を採択の対象としていいのかと訴えている。アジアの人たちにも応援して欲しいが、国内でしっかり運動を続けていきたい。」
 また、姜さんは「私の父は自分たちの言葉を奪われ、布団を被って母国語の本を読んでいた。祖父は教員として日本語を使うことを子どもたちに強制させられた。性的に蹂躙を受けたり、過酷な労働を強いられる人もいた。これらの歴史を隠蔽する、さらに賛美・正当化する教科書は問題である。このような教科書を採択させることは日本の平和主義・民主主義を後退させ、子どもたちからアジアの友情に満ちた未来を奪うことにつながる。」と連帯を呼びかけました。なお、同日夕刻から、高嶋伸欣さんらを招いて「十勝集会」も開かれ、約1,000人が決起しました。




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