インフォメーション

1.19「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動を実施しました

掲載日:2017.01.19

戦争をさせない北海道委員会は、1月19日18時から札幌市大通公園西4丁目広場にて「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動を実施しました。今年最初の総がかり行動には、400人が参加して、闘いのスタートをきった。

厳寒の中、400人が今年最初の総がかり行動に参加した

厳寒の中、400人が今年最初の総がかり行動に参加した



主催者を代表し、北海道平和運動フォーラムの佐藤・事務局長は、「私たちは、殺さず殺されずと言う、この大切な言葉を、近い将来失ってしまうかもしれない。戦争は、殺し殺される、ということ。それを絶対に阻止するために行動を続けていかねばならない。また、戦争は、終えた後の苦しみも生み出す。反戦イラク帰還兵の会が発表した復員軍人における自殺者によると、アメリカでは、元兵士が毎日22人前後の割合で、自ら命を絶っています。1年で、なんと8000人以上の元兵士が、自ら命を絶っている。それは、戦争が終わった後も、悲惨な記憶が彼らを苦しめ続けるから。戦争とは、終わった後も人を死に追いやるもの。戦争、それは、殺し・殺されること。そして、終わった後も、人を死に追いやるもの。今一度、このことを認識し、反対の声をあげ続けていきましよう。大切なのは、一人では何もできないし変えられないということ。今年も、フォーラムはみなさんの先頭に立って頑張ります。ぜひとも、みなさんも持てる力を最大限に活かしていただき、ご協力いただけるようよろしくお願いいたします」と挨拶した。

主催者を代表して挨拶する北海道平和運動フォーラムの佐藤・事務局長

主催者を代表して挨拶する北海道平和運動フォーラムの佐藤・事務局長



続いて北海道憲法共同センターの黒澤幸一・代表が、「今求められているのは、憲法を変えるか変えないかの議論ではなく、憲法が日本の中で守られているのか、活かされているのかの議論だ。守りもしないで、現実にそぐわないから、時代に合わないからと憲法を変えるというのは間違っている。嘘と言葉の言い換えで国民を騙そうとする勢力が大きな力を持とうとしている。知恵をつけ闘わねば。20日からの通常国会では重要施設防護の具体化を図ると言われている。自衛隊が核兵器をかばうことが出来るようになると国会で議論される。しっかり声をあげ、跳ね除けよう」と訴えた。

「嘘と言葉の言い換えで国民を騙そうとする勢力に対抗しよう」と訴える憲法共同センターの黒澤・共同代表

「嘘と言葉の言い換えで国民を騙そうとする勢力に対抗しよう」と訴える憲法共同センターの黒澤・共同代表



続いて、5区補選で統一候補として闘った池田まきさんが、「昨年4月の補選。安保関連法が強行可決されてから初の国政選挙。市民が連帯して闘った選挙だった。次は、いつ解散されるか分からない衆院選。参院選では、北海道で2/3議席を占めたが、国会内では巨大与党、それを止められるような勢力が、衆参共にない。そうした中、昨年末、大した議論もされずに重要法案が、どんどん強行可決された。私たちの暮らしの格差は拡がり、若者が声をあげられない。将来安心して暮らせない。年金生活の高齢者は、今までだと世界水準でも安心率が高かったが、今のような政治で、高齢者も将来への不安が大きくなってしまった。そういう中で国民は分断されてしまう。若者は高齢者を羨み、年金生活者は生活保護受給者を羨む。自分よりも生活弱者に対して厳しい目を向けてしまう。それは自分が不安だから。そういう分断社会になってしまった。ここで諦めては、将来に対し、歴史の加害者になることになる。諦めずに声をあげ、違いの意見を丁寧に繋ぎ合わせることが必要。分断されたままで居たら、安倍政権の思うツボ。市民が声をあげ食らいついていく事こそが民主主義。目の前の平和を将来に続けよう」と力説した。

「目の前の平和を将来に続けよう」と訴えた池田まきさん

「目の前の平和を将来に続けよう」と訴えた池田まきさん



続いて、小樽商科大学の結城洋一郎・名誉教授が、「今年で憲法施行70周年。記念すべき年に、平和憲法を守り、全ての人々が人間らしい生活を送ることが出来る社会をつくるため努力しよう。安倍政権は次々と暴挙を繰り返してきた。昨年末はIR法という名の博打利権合法化法案を強行可決し、今年は共謀罪という弾圧立法を準備している。好き放題で、終わりなきもぐら叩きを繰り返しているようなもの。安倍首相はこの間、諸外国で国民の血税をばら撒き続けている。こんなことを続けていては一般国民の生活はますます困窮し、格差拡大するばかりだ。世界の貧富格差が状況を逸しており、上位の8人が世界の総人口の半分36億人の富を独占しているそう。無茶苦茶な秩序を長続きさせてはならない。米国では新大統領が誕生するが、トランプ氏のような乱暴な発言をする者が当選するには理由がある。単にポピュリズムと呼んでいては何の答えにもならない。権力者が最も恐れることは批判勢力が一致団結すること。だから何かにつけ統一の動きを批判し、分断させようとする。非難が強まるほど、私たちの努力が実を結んでいると思い、頑張ろう」と訴えた。

「権力者が最も恐れることは批判勢力が一致団結すること」と訴える結城洋一郎・小樽商大名誉教授

「権力者が最も恐れることは批判勢力が一致団結すること」と訴える結城洋一郎・小樽商大名誉教授



最後に、北星学園大学教授の岩本一郎さんが、「幸福と経済成長は同じではない。人が生きる意味が違うように、幸福の形も違う。安倍首相は、賃金を上げさえすれば国民は幸せになると考えているようだが、それは彼の価値観。そして、家族はお互いを助け合うものと説教をたれる。余計なお世話です。ヘイトスピーチの対応もそうだが、国には一人ひとりの生き方を尊重し、多様な生き方を許す寛容な社会の基礎を作ることが求められている。平和の実現にとって最も大切なことは、国際社会にある紛争、戦争の火種を根気強く消してまわること。予防こそ第一。それには貧困の解消、民族の和解、人権保障の実現、核兵器の廃絶、通常兵器の削減、武器輸出の禁止、日本では米軍基地の縮小、軍事費削減。その先に憲法9条が目指す崇高な理想がある。道は確かに遠いかもしれない。しかし、諦めたらおしまい。決してこの憲法を手放さない。覚悟を皆さんと共有し、がんばりましょう」と訴えた。

「憲法9条が目指す崇高な理想を手放さない」と決意を述べる北星学園大の岩本一郎・教授

「憲法9条が目指す崇高な理想を手放さない」と決意を述べる北星学園大の岩本一郎・教授




PRコンテンツ