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美浜原発事故配管部の泊原発検査漏れにかかわる申し入れ

掲載日:2004.08.27

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2004年8月27日


北海道電力(株)
取締役社長 近藤 龍夫  様


「脱原発・クリーンエネルギー」市民の会
代 表 委 員 伊藤 牧子
”   小野 有五
”   小林 雪夫
”   藤門  弘
北海道平和運動フォーラム
代     表 杉山さかえ
”   江本 秀春
”   小林 雪夫



美浜原発事故配管部の泊原発検査漏れにかかわる申し入れ

 

 8月9日に発生した関西電力美浜原子力発電所3号機の2次冷却水配管破断による蒸気噴出事故は、死者5人となり、日本の原子力史上最大のものとなった。
この事故は原発の運転中に発生したものであり、一歩間違えれば、1次冷却水と原子炉本体にも影響を与え、メルトダウンの可能性さえはらむ重大事故であった。
この事故の要因は特殊な配管の構造が冷却水の流れによって薄くすり減る「減肉化」による「延性破壊」とされたが、昨年、下請け会社の指摘があったにもかかわらず放置され、運転開始から28年間にもわたって一度も点検・検査がなされていなかったなど、驚くべき事実も判明した。関西電力幹部自ら認めるように「(点検やメンテナンスなど)安全管理の徹底さえあれば防止できた」ことは間違いない。
同じ加圧水型の原発を持つ北海道電力は、「当該部位については1,2号機とも減肉の発生しにくい配管に取替え済み」としていたが、一昨日にいたって敦賀2号機同様、泊1号機も運転開始から6年間にわたってこの部分の肉厚検査をしていなかったことが明らかになった。
私たちは、加圧水型原子炉は美浜原発同様、配管に弱点があることから、北電は率先して予防措置を含めた“事故防止策”を講ずるよう求めていたが、検査漏れの事実は看過できない重要な問題である。
こうした経過と状況を踏まえ北海道電力に次のことを申し入れる。





美浜原発蒸気漏れ事故発生から今日までの北海道電力の対応について明らかにすること。


今回の検査漏れの原因と再発防止策・安全対策について明らかにすること。また、今回の事故の原因となった配管についてどのように点検してきたか明らかにすること。


「維持基準」が導入され、原発の定期点検の短縮による稼働率向上の動きとなっているが、これらについて安全管理に責任を負う北海道電力の基本姿勢を明らかにすること。また、最近の定期検査の実態について明らかにすること。


すでに原発の安全性は崩壊し、脱原発は間違いなく世界の流れとなった。しかし、日本では、原子力・プルトニウム利用政策が強引に推し進められている。その政策も数々の「事故隠し」や「資料隠し」で明らかになったように、実態は破綻寸前となっている。
このような原子力路線に対する疑問、批判は国民の多くに拡大しつつある。この状況の中で、北海道では泊3号機の増設になお圧倒的多数の道民が反対の姿勢を示しており、私たちも強く計画の白紙撤回を求める。
昨日、現地で3号機増設にともなう「起工式」が行われたが、この時点で昨年11月の建設着工から今日までの工事の流れと、今後の予定を明らかにすること。


以上


  申し入れ団体

   北海道平和運動フォーラム
   札幌平和運動フォーラム
   生活クラブ生活協同組合
   市民ネットワーク北海道
   北海道農民連盟
   原発いらない小樽市民の輪
   I女性会議・北海道
   I女性会議・札幌
   反核・反原発全道住民会議
   北海道大きな株の会
   北海道チェルノブイリ支援ネット
   北海道ワーカーズ・コレクティブ連絡協議会




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