インフォメーション

11.19「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動を実施しました

掲載日:2016.11.19

戦争をさせない北海道委員会は、11月19日11時から札幌市大通公園西3丁目広場にて「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動を実施しました。土曜日で快晴にも恵まれ、500人が参加した。

晴天の休日となった当日の会場は、多くの参加者で溢れ、「戦争する国絶対反対」と気勢を上げた

晴天の休日となった当日の会場は、多くの参加者で溢れ、「戦争する国絶対反対」と気勢を上げた



主催者挨拶で、北海道平和運動フォーラムの長田秀樹・代表は、「衆参両院で憲法審査会が再開された。安倍首相は今臨時国会の所信表明で「憲法改正案を国民に提示するのは国会議員の責任だ」とまで言った。一昨日の憲法審査会にて自民党議員は「現行憲法は外から押し付けられたと言っても言い過ぎではない」とまで言った。今、国民が改憲を望み、発議を求める声を出しているだろうか。世論調査では安倍政権下での改憲反対が55%を示している。憲法は公布70年、国際社会において二度と日本は戦争しないと誓い、平和国家の道を歩み続け、国民に定着しているもの。押し付け憲法論についても、原案はアメリカが作成したとしても、多くの日本人が憲法を審議し、9条含め修正を加え、25条生存権では、議会審議により追加されたという歴史がある。翻って押し付けられたとしても、24条の家庭生活における個人の尊厳と両性の本質的平等は旧来の家制度を否定し男女平等の理念を取り入れた大きく評価の出来るもの。自民党は参院における合区解消のための改正は、自らの議席を守るための党利党略でしかない。審査会は国会の数を背景とした改憲ありきの議論をし、9条改悪に向かう事は明らか。こうした憲法審査会の動き、戦争法廃止へ、運動を強めていかねばならない」と挨拶した。

「自衛隊の南スーダンからの撤退を求め、闘う」と主催者挨拶する長田・代表

「自衛隊の南スーダンからの撤退を求め、闘う」と主催者挨拶する長田・代表



次に、北海道憲法共同センターの黒澤幸一・代表が、「武力で平和は作れない。相手に銃口を向け、平和をつくることは出来ない。この間、米国がやってきた行いで明らかではないか。2001年アフガニスタンに侵攻し、2003年にイラク攻撃を行い、あの地での紛争は泥沼化し民間人数十万人が巻き込まれ、今も解決の道を導き出せない。それがISを生んだと言っても過言ではないだろう。こうした状況で北朝鮮が核兵器を作り出しているから日本も抑止力を高めねばという理屈は成り立たないと思う。核兵器廃絶のための条約を作ろうという交渉決議が国連であがったが、日本政府は反対を唱えた。北朝鮮はこの条約に対し賛成と言っている。北朝鮮が対話しないのではなく、日本が対話の準備をしていないように私は感じる。平和を求める民衆の合意なしに、平和を作ることはできないのではないか。銃口を向け対話を求めても成り立たない。そうしたことを世界にアピールできるのは、日本国憲法を持つ日本だけだと思う。9条を持ち、二度と戦争はしないと決めた私たちが、

「世界に武力で平和は作れないことをアピールすべき」と訴える黒沢・代表

「世界に武力で平和は作れないことをアピールすべき」と訴える黒沢・代表



最後に、小樽商科大学名誉の結城洋一郎さんが、「紛争当事者が内戦状態と言っている武力衝突を「戦闘ではない衝突」「永田町よりは危険」などと軽口をたたく者には、まともな人間としての感性が失われているのだろう。安倍首相は、自民党は結党以来、強行採決を考えたことは一度もないと言いつつ、舌の根も乾かぬうちにTPP強行採決を行った。これほどまで国民は愚弄されている。しかし、彼らを権力の座につけたのは日本の有権者自身。かつてヒトラーが独裁を敷いた背後には、ナチス党員の激しい暴力行為があった。現在の日本には安倍勢力による武力的弾圧は存在しない。自由な選挙制度の下、有権者が自主的に彼らを選んだ。安倍政権の横暴に怒りを覚えるのであれば、同時に、自らの無力を反省せねばならない。ナチスの台頭を横目で見ながら、社会民主党と共産党が街頭で乱闘し、ナチスがそこに付け入ったという歴史の教訓を忘れてはならない。スペインでも左翼政権内部の権力闘争がフランコ独裁政権を生んだ。幸い、日本は、野党共闘の動きが日本各地で動き出している。連帯の精神、共闘に向けた努力こそが、権力者の暴走を止める唯一の手段」と訴えた。

「連帯の精神、共闘に向けた努力こそが、権力者の暴走を止める」と力説する結城・名誉教授

「連帯の精神、共闘に向けた努力こそが、権力者の暴走を止める」と力説する結城・名誉教授



dsc_0073

その後、参加者は、大通公園から札幌駅前通りの中心街を「駆けつけ警護絶対反対!」「PKOから今すぐ撤退!」「戦争する国 絶対反対!」などと、デモコールしながら、多数の買い物客で賑わう札幌のメイン通りを行進した。




PRコンテンツ