インフォメーション

10.8「STOP再稼働!さようなら原発北海道集会」を開催!!

掲載日:2016.10.08

北海道平和フォーラムは、10月8日大通公園西8丁目広場にて、「STOP再稼働!さようなら原発北海道集会」を開催した。

2,500人が参加して、「原発は必要ない」と気勢をあげた

2,500人が参加して、「原発は必要ない」と気勢をあげた



安倍政権は、現在も世論調査では脱原発の声は過半数を占めているにもかかわらず、「エネルギー基本計画」にもとづき、九州電力・川内原発、関西電力・高浜原発の「再稼動」を強行し、8月12日には四国電力・伊方原発の「再稼動」も強行した。その様な中、集会には2,500人もの参加者が結集し、現政権のエネルギー政策に強く抗議した。

北海道大学名誉教授の小野有吾さんは、「私たちは一番危険な原発の近くに居るということ。皆の力で再稼働を阻止しましょう」と訴えた。

北海道大学名誉教授の小野有吾さんは、「私たちは一番危険な原発の近くに居るということ。皆の力で再稼働を阻止しましょう」と訴えた。



最初に、さようなら原発「呼びかけ人」発言として、北海道大学名誉教授の小野有吾さんが、「今朝、阿蘇火山が噴火した。熊本地震を起こした活断層は、横づれ断層。最近の日本と同じように右横づれという。これが川内原発の方にも繋がり、南東の阿蘇カルデラの方向にも繋がっている断層。噴火の予知は専門家でもわからない。明らかなことは3・11以降、日本中のプレートの動きが、全て連動しているということ。それ以上のことは今の科学ではわからない。人間の感覚で5年も経ったんだからという思いがあるかもしれないが、自然界では5年とは一瞬のこと。1000年前のことも一瞬。人間の限られた能力で、自然を判断してはならないということ。まして3・11以降、日本中の地殻変動が活発な時期に入ってしまった。どことどこが繋がっているか、今の科学ではわからないが、全体が非常に不安定になっているのは確か。そういう意味で、私たちは一番危険な原発の近くに居るということ。皆の力で再稼働を阻止しましょう」と訴えた。

国立北海道がんセンター名誉院長の西尾正道さんは、「人間としての見識のある判断をして、泊原発は止めましょう」と訴えた。

国立北海道がんセンター名誉院長の西尾正道さんは、「人間としての見識のある判断をして、泊原発は止めましょう」と訴えた。



続いて、さようなら原発「呼びかけ人」発言として、国立北海道がんセンター名誉院長の西尾正道さんが、「物事には必要悪があると思う。医療における被爆は他に代替え手段がないから使わざるを得ない。しかし、原発に関しては代替え手段、沢山あります。5年間、北海道は原発を動かさなくても真冬でも全く問題なくやっていける。すでに、立命館大の大島先生の試算では、事故対策で除染や賠償も含め13兆円くらい使われていると。さらに8兆円くらい必要だからと、国民から取り立てようとしている。とんでもない話。国家の1年間の予算の一般会計全集の約半分がそれだけで使われようとしている。それだけでは収まらないだろう。廃炉にしても、廃炉作業のために雇用は確保できる。イギリスのある原発で廃炉作業に入ったが、90年かかると言われている。90年間雇用は守られる。だから原発交付金で頬を叩くようなことを考え直し、人間としての見識のある判断をしようじゃありませんか。是非、泊原発は止めましょう」と訴えた。

ルポライターの鎌田慧さんは、「原発の思想は、多数が死んでも少数が儲かれば良いという思想。市民がどんなに苦しんでも、会社が儲かれば良いという露骨な思想」と問題提起した。

ルポライターの鎌田慧さんは、「原発の思想は、多数が死んでも少数が儲かれば良いという思想。市民がどんなに苦しんでも、会社が儲かれば良いという露骨な思想」と訴えた。



ゲスト発言として、ルポライターの鎌田慧さんが、「原発の思想は、多数が死んでも少数が儲かれば良いという思想。市民がどんなに苦しんでも、会社が儲かれば良いという露骨な思想。再稼働の理屈は何かというと、経営が安定すれば良いという。東電も九電も経営者がみんな言っている。前は、安いとか安全だとか安定だとか言っていたが、全部破綻して今の論理は経営安定。原発は危険と汚染を強行する。危険であろうが、地域が汚染されようが、強行するという暴力的な現れ。原発がなければ私たちが生きていけないかと言ったら、全く反対で、原発とは共存出来ないということがますます明確になってきた。何の意味もない原発はもう絶対許さない。全ての原発を廃炉にするという廃炉宣言を高らかに主張していきたい。川内原発は間も無く定休に入る。その後は再稼働を認めないという力を作っていこう。原発再稼働を認めない力、廃炉にするという意思によって原発政策を必ず変えていく、平和な日本に導いていく、社会を変えていく、安心して暮らせる社会のために一緒に頑張りましょう」と力説した。

前札幌市長の上田文雄さんは、「市民、経営者、経済人、手を組み、泊はいらないという行動を広く深く進めていこう」と力説した。

前札幌市長の上田文雄さんは、「市民、経営者、経済人、手を組み、泊はいらないという行動を広く深く進めていこう」と力説した。



ゲスト発言の二人目として、前札幌市長で弁護士の上田文雄さんは、「5年前、原発が絶対安心・安全だという神話は崩壊したと、全国民が一瞬にして理解した。その次に作り出した神話、電力が足りない。工業化し、沢山の電力を使うようになった我々に、電気が足りなくなる、原発はどうしても必要だという議論。今年8月24日の道新で、泊無しでも電力に余裕という報道がされている。9電力全てが参加している、電力広域的運用推進機関という所が昨年4月に設立され、電力を融通していくという機構。これからの電力需要、供給のバランス。今の原発が無い状況を前提にし、算出した結果、先の報道となった。10年先を見通しても、泊原発なしで北海道は問題なくやっていけるということを、電力会社の皆さんも目を通した上で結論付けている。10年後、人口がガタ減りです。電力需要が落ちるその前に、省エネ・節電を実施し、札幌市では13%の節電が実施されている。全道でも10%は節電が可能となっている。多くの市民、道民の問題意識が、行動に結びついた結果でしょう。これからもその傾向は続くでしょう。原発なしでも北海道は大丈夫だという意識がそうさせるでしょう。市民、経営者、経済人、手を組み、泊はいらないという行動を広く深く進めていこう。それと、幌延問題。政府は有効な処分地選定をすると宣言している。誠に暴力的に。現地の話は一切聞かずに科学的にと。どこに科学があるのでしょう。幌延が狙われている。誰が守るか。北海道民が守るしかない。仲間をもっともっと増やしましょう」と力説した。

福島からの報告で、こだまプロジェクト代表の宍戸隆子さんが、「福島で避難生活をされている方に思いを馳せてください。私たちの力で全国の原子力発電所を廃炉にしていきましょう」と切実に語った。

福島からの報告で、こだまプロジェクト代表の宍戸隆子さんが、「福島で避難生活をされている方に思いを馳せてください。私たちの力で全国の原子力発電所を廃炉に」と訴えた。



続いて各地報告の最初に、福島から、こだまプロジェクト代表の宍戸隆子さんが、「私は、深呼吸できない場所に居ました。あの日、住んでいた場所から爆発は見えなかった。直線で52km。音も聞こえない。けれど3月12日から放射能が降り注いだ。音も無く、匂いも無く。原発事故は私から沢山の物を奪いました。将来に対する健康の不安。安全意識の違いから友人との喧嘩。住む場所。第一原発から8kmの距離にあった私の実家は今も避難指示区域。避難指示区域になった場所は、民家の取り壊しが始まっています。国は2020年までに避難指示解除をし、人を戻そうとしている。地震が起きた後の家。人が住まなくなったら荒れ果てる。帰る家が無いのに、どうやって帰れと言うんでしょう。つい先日、楢葉町で高線量のかけらが見つかった。そんな場所で子どもたちを遊ばせられますか。ここにいる皆さんは、問題意識を持って原発いらないと思っている。でも、経験はされていない。すぐ隣の人と意見が合わなくて喧嘩になったり、泊で爆発が起きて、何もかも捨て逃げることが出来ますか?本当にその判断が出来ますか?お子さん、お孫さんと別れなければならない。恋人と喧嘩になるかもしれない。私は、皆さんにそんな思いをしてほしくないです。沢山の物を失いましたが、北海道で沢山の物を頂きました。どうか皆さん、泊を止めてください。福島で避難生活をされている方に思いを馳せてください。私たちの力で全国の原子力発電所を廃炉にしていきましょう」と切実に語った。

鹿児島からの報告では、川内原発民間規制委員会委員長の松元成一さんが、「金まみれ、利権まみれになろうとしている日本。基地と、原発と、軍備は要らない」と訴えた。

鹿児島からの報告では、川内原発民間規制委員会委員長の松元成一さんが、「金まみれ、利権まみれになろうとしている日本。基地と、原発と、軍備は要らない」と訴えた。



鹿児島からは、川内原発民間規制委員会委員長の松元成一さんが、「はじめにお礼を申し上げたい。川内原発再稼働反対に全国から沢山の方々が応援してくださり、感謝申し上げます。残念ながら川内原発再稼働を鹿児島県は認めてしまった。が、7月10日、脱原発知事が誕生した。対立候補に7万票も差をつけた。鹿児島県で初めて民間出身の知事が誕生した、これは凄いことです。明治以来ずっと政府から送り込まれてきた知事だったのに、保守の鹿児島でそういうことが起きたのは本当に凄いこと。全国の皆さんのおかげです。ありがとうございます。知事は頑張っています。九電とわたりあっている。1号機は特別点検に入った。特別点検を実施させたのは知事。全国の原発再稼働を許さない。そうしなければ子どもたちの未来が無い。子どもたちに負の遺産を残す、これは最低なこと。人間として、生物としてダメ。命を繋ぐことが大人の責任。そのことを忘れ、金まみれ、利権まみれになろうとしている日本。基地と、原発と、軍備は要らない。皆さん一緒にがんばりましょう」と訴えた。

泊からは、岩内原発問題研究会の佐藤英行さんが、「泊の再稼働を止め、全ての原発を廃炉にしていくために、共にたたかいたい」と訴えた。

泊からは、岩内原発問題研究会の佐藤英行さんが、「泊の再稼働を止め、全ての原発を廃炉にしていくために、共にたたかいたい」と訴えた。



泊からは、岩内原発問題研究会の佐藤英行さんが、「今、泊原発の中に、使用済み核燃料が981体。燃料ピットで冷やされている。使用済み核燃料をどうするのかと質問したら、北電は六ケ所があると回答した。しかし、六ヶ所は稼働していないじゃないかと。すると北電は、1、2、3号の燃料ピットに余裕がある。原発を動かしても15年間使用済み核燃料を冷やすプールがあると。15年経過したらどうするんだと聞くと、その間に六ケ所が動くかどうか分かる、それが動かなければ湿式か乾式かで検討するという回答だった。全原発の燃料ピットの容量は2820体。15年後どうなるのかを一切考えていない。もんじゅがダメになり、プルトニウムが余る、どうするか。要はプルサーマル計画を何としてもやりたいという前のめりな姿勢。私たちはその犠牲になるのはまっぴら。泊の再稼働を止め、全ての原発を廃炉にしていく。共にたたかいたいと思います」と訴えた。

インド核軍縮平和連合上席研究員のクマール・スンダラムさんは、「日本の市民の力とともに、これから闘っていきたいと思っている」と訴えた。

インド核軍縮平和連合上席研究員のクマール・スンダラムさんは、「日本の市民の力とともに、これから闘っていきたいと思っている」と訴えた。



海外ゲストとして、インドからインド核軍縮平和連合上席研究員のクマール・スンダラムさんが、「来月の半ば、インドの首相モディさんが来日し、日印原子力協定が結ばれそうです。インドの首相は安倍さんの兄弟みたいな人。凄く原子力賛成しているし、軍隊化も同じようにして、資本主義に賛成しているファシスト。日本からインドに原子力技術が輸出されて沢山の原発が作られる。福島後に一番大きい原発計画をインドが持っている。100億kwのフランスから輸入されたものを使っているが、そこに格納容器が協定の陰で輸出される。協定後、インドの計画にインドの弱者、農民・漁民たちが暴力的に移動させられる。インドは安全基準が全く存在しない。インドでの原発は非常に問題が多いが、政府は国民の特に弱い人達の声は全く聞かない。都会、デリーの人達はとにかく電気が欲しい。反原発、予定地の人達の声は全く聞こうとしない。政府からの弾圧も激しくある。協定の陰でインドは6番目の核兵器を持つ国として世界に認識される。核不拡散条約が壊される状況。この70年、日本はNPTと核軍縮をする国なので、安倍さんが何故それを壊すのかという所が、インド人として心配している。インドとパキスタン、この1ヶ月非常に激しい戦闘状態になっていて、核兵器も使おうという話も出ている。インドは民主主義の問題で市民が集まって運動をしても、政府が聞かない。だから日本の市民の力とともに、これから闘っていきたいと思っている。皆さんのご協力をよろしくお願いします」と訴えた。

「自然とともに生きるなら、原子力なんて必要ない!!」と参加者全員でコール

「自然とともに生きるなら、原子力なんて必要ない!!」と参加者全員でコール



メッセージボードアピールでは、「自然とともに生きるなら」との発声に、「原子力なんて必要ない!!」と参加者全員で力強くコールし、脱原発への思いをひとつにした。

dsc_0322

その後デモ行進を行い、多くの市民、観光に訪れている方々に対し、「再稼働を止めよう」「自然エネルギーに転換しよう」「子どもたちを放射能から守ろう」と訴えた。




PRコンテンツ